～登録有形文化財に泊まる～
お泊りいただくお宿「豊年虫」は明治36年創業の老舗旅館「笹屋ホテル」の一角に別荘として、昭和7年に旧帝国ホテルを手掛けた建築家フランク・ロイド・ライトに師事した最初の日本人建築家 遠藤新により設計されました。全8室の小さな宿では全室で源泉掛け流しの温泉をお愉しみいただけます。日本らしい繊細な美を宿した旅館で四季の移ろい感じる庭の景観、いで湯、そして信州のおもてなしを体感してください。

～深化し続ける信州の名宿～
信州高山村より更に山の懐に入り、白銀に染まる松川渓谷の木々を眺めながら赤色が映える髙井橋を超えたところ、幽玄の山郷にひっそり佇むのが藤井荘。森鴎外、与謝野鉄幹・晶子、菊池寛、会津八一など文人墨客が、こよなく愛したお宿はゆいの旅でも高い評価を誇ります。お客様のために常に深化するお宿にて、信州の美食、二百十年以上も前から絶えず湧き出る温泉、そして心温まるおもてなしをぜひお愉しみください。

～信州の伝統と蘇る歴史～
2日目には訪ねる田中本家博物館は江戸中期より須坂藩をも上回る財を成した豪商の館です。今回、特別に田中家に代々伝わる古文書に記された料理を再現、また同じく代々受け継がれてきた江戸時代の器を使用し、田中家が客人をもてなしてきた江戸料理をお召し上がりいただきます。
　食後には信州中野にある表具屋「芳仙洞」を訪ね、4代百余年に渡り研鑽されてきた技をご覧いただきます。また職人の指導のもとオリジナル置時計を作成いただきます。