城郭専任ガイドと行く「にっぽん城郭巡り」西九州編８城めぐり!!　
●イヤホンガイド付き!講師の説明も快適に聞くことができます。
福岡、佐賀、長崎、熊本の城郭8城を巡ります。築城の名手加藤清正築城の熊本城、黒田官兵衛の子黒田長政築城の福岡城、島原・天草一揆で実戦を経験した島原城、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に多数の大名が人を置いた名護屋城、山鹿流築城法の名城平戸城、飛鳥時代に築かれた大野城、弥生時代の環濠集落吉野ケ里遺跡を巡ります。様々な時代背景とともに城郭巡りをお楽しみください。

🏯福岡城（約70分見学）
関ヶ原の戦いで徳川家康に味方し、戦功を上げ、筑前国ほぼ一国を与えられ、豊前国中津から移り、福岡藩初代藩主になった黒田長政（黒田官兵衛の子）が、1601（慶長6）年より7年の歳月を費やし築城しました。石垣や縄張りがほぼ当時のままの姿をとどめており、国の史跡として指定されています。現存する多聞櫓等の建造物も見ごたえ十分です。
🏯大野城（約50分見学）
飛鳥時代の663（天智2）年、朝鮮半島の白村江の戦いで日本の遠征軍が敗れたため、唐と新羅の日本侵攻に備え築城されました。664年に大宰府政庁を防衛するための水城を造り、その後、665年に大野城が築造されます。現在は水城と石垣が残るのみですが、日本最古の山城の大迫力の石垣を間近に体感することができます。また、大野城は現在、国指定特別史跡に指定されています。
🏯吉野ケ里遺跡（約120分見学）
全長2.5kmの壕に囲まれた日本最大規模の弥生時代の環壕集落跡です。 弥生時代全時期の多数の住居跡、高床倉庫群跡、3,000基を超えるかめ棺墓、弥生時代中期の王の墓と考えられる墳丘墓などが発掘されています。別個に堀で囲まれた中心的なエリアある「北内郭」と「南内郭」は日本の中世以降の城郭とは異なりますが、日本における城のルーツといえる存在です。
🏯佐賀城（約60分見学）
長崎警護を受け持ち、幕末期に日本で初めての反射炉や実用蒸気船を製造した佐賀藩藩主の鍋島家によって、1608(慶長13)年に鎌倉期から存在した村中城を改修することにより築城されました。解体されていた本丸御殿の一部を日本で初めて復元しました。御殿は約2500平方メートルの規模があり木造復元建物としては日本最大です。
🏯名護屋城（約120分見学）
名護屋城は豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に際して出兵拠点として築かれた城です。1592(文禄元)年の開戦から秀吉の死で諸大名が 撤退するまで、7年の間大陸侵攻の拠点となりました。城の面積は約17ヘクタールにおよび、当時は大坂城に次ぐ全国2番目の規模を誇る城でした。周囲には130以上に上る諸大名の陣屋が構築され、全国から20万人を超える人々が集ったとされています。
🏯平戸城（約70分見学）
別名亀岡城と呼ばれ、平戸瀬戸に突出した平山城です。山鹿流築城法のもと、1704年着工、1718年完成。その後、明治の廃城令にて、廃城。現在の平戸城天守閣は、1962年に復元されました。小高い山に立てられた天守閣から見える景色が、平戸城一番の見どころで、三方を海に囲まれており、海の向こうに臨む黒子島の原生林や平戸大橋を眺望できます。
🏯島原城（約45分見学）
松倉豊後守重政が1618年（元和4年）から7年の歳月をかけて築城した島原城は、江戸時代の技術と桃山期の築城観を併せ持つ壮麗な城郭です。また、壮大な5層天守や櫓・平櫓を要所に配置した城郭は非常に立派な物でした。1637（寛永14）年には島原・天草一揆で実戦を経験した城でもあります。
🏯熊本城（約130分見学）
熊本城は加藤清正の手によって、1607（慶長12）年茶臼山を中心に築城されました。1877（明治10）年西南戦争の戦地となり、開戦直前の火災により天守・本丸御殿一帯が焼失してしまいます。現在の天守は1960年に復元されたものです。戦に備えた様々な仕掛けがあり、それら目にすることができるのも魅力の一つです。

講師の中村恭誌氏同行の下、日本１００名城を巡ります！

100名城にも、平城、山城、平山城、水城の4種類があり、築城時期や築城した城主の防御に対する考え方で、城の構造も異なります。城の周りに広がる城下町では、それぞれの地域の町とその文化が形成されました。講師同行だからこそ解る、魅力ある城の世界に皆さまをお連れします！

登城の記念に、各お城に設置されている100名城スタンプを集めます。

夕食は、100年以上の長い歴史を持つお店や郷土料理を厳選！！

１日目：「料亭 楊柳亭」にて会席料理の夕食をご堪能ください。
明治15年創業の100年以上の歴史を持ち、大隈重信や昭和天皇も訪れた名店の会席料理をお愉しみください。
２日目：「うなぎ･割烹 北御門」にて会席料理の夕食をご堪能ください。
江戸時代から続く諫早の名産うなぎを使った会席料理をお愉しみください。
※写真はイメージです。