現地専門ガイドが語る奈良の魅力　
奈良の案内に特化した専門のウォーキングガイドが同行し、各スポットのご案内をいたします。
ワイヤレスレシーバーをお一人様１台ご用意いたします。ガイドの案内が明確に聞くことができます。
オリジナルのマップや現地の資料をご用意いたします。手荷物はウォークスタート前にバス車内や手荷物配送サービスに預けますので、身軽に歩いていただくことができます。


大和三山（やまとさんざん）とは、奈良盆地中央にぽっかりと浮かぶように並んでいる耳成山、天香久山、畝傍山の３山です。北に耳成山、東に天香久山、西に畝傍山が位置し、いずれも高さ２００ｍもない小さな山ですが、姿が美しく、神話や伝説が豊富です。そして、大和三山に囲まれるように、日本で初めての本格的な都であった藤原京の藤原宮跡があります。
古代の人々は畝傍山を女性、他の２つの山を男性と考え、畝傍山をめぐって耳成山と天香久山が争ったという話が伝えられ、万葉集では、中大兄皇子が大和三山の争いを詠んだ有名な歌が残されています。

～奈良盆地の蛇に関するいくつかの伝承～
そのひとつ、三輪明神（大神神社）が蛇の頭で、長尾神社がその蛇の尾っぽという伝承。「昔、大和に大きな蛇が住み、三輪山を七回り半に取り巻き、その尾は長尾一帯まで届いていた。ナガモノ（蛇）を祀りその最後尾であることからナガモノの尾、すなわち長尾（ナガオ）と名が与えられた」という伝説です。このことから大神神社（三輪明神）が頭で、長尾神社はその尾にあたると言われており、二社詣りをすると利益があるとされています。

※写真はイメージです。