紅葉シーズン真っ只中の京都、奈良、大津をめぐる旅。紅葉に彩られる自社仏閣の特別拝観や特別参拝へご案内します。

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　京 都　
●臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院の「宝厳院」は、春秋に特別公開される寺。室町時代に中国へ2度渡った策彦禅師によって作庭された「獅子吼（ししく）の庭」は、嵐山を借景とした回遊式庭園です。「獅子吼」とは「仏が説法する」の意味を持ち、五感で「庭」を感じることで心が癒やされます。初夏の新緑と秋の紅葉名所として知られ、江戸時代の名所名園案内記｢都林泉名勝図会｣でも紹介された名庭です。＜例年の紅葉見頃：11月中旬～12月上旬＞

●秋と春のみ公開される北野天満宮「史跡御土居のもみじ苑」。桃山時代、豊臣秀吉公が水防のために築いた土塁「御土居（おどい）」が境内の西側一帯に残っており、今では自生のものと後に植林されたものを含め約350本の紅葉を有する「史跡御土居のもみじ苑」となっています。紙屋川にかかる朱塗りの太鼓橋「鶯橋」や国宝御本殿など境内を一望できる展望所からの眺めは絶景です。＜例年の紅葉見頃：11月中旬～12月上旬＞＜10月下旬～12月上旬の限定公開＞

●京都でも人気の観光スポット、嵐山では約２時間の自由行動。思い思いに紅葉名所やお買い物など散策をお楽しみください(各自昼食)。

　奈　良　
●正暦寺は992年創建の名刹。3,000本を超える紅葉が色づく山内に佇み、奈良でも有数の紅葉名所と知られています。
木々の緑と黄色や赤の紅葉が織り交ざって、山内をあでやかに染める様が錦の色に見えることから、古来より「錦の里」と呼ばれてきました。紅葉期に合わせて白鳳時代の秘仏本尊薬師如来倚像が特別に公開されます。
＜例年の紅葉見頃：11月中旬～12月上旬＞

●春日山原始林を背景に奈良公園内に佇む世界遺産 春日大社。奈良時代に平城京の守護と国民の繁栄を祈願する為に創建されました。
特別参拝では、戦国武将などから奉納された燈籠が並ぶ回廊を通り、春日の神様が降臨されたと伝わる御蓋山浮雲峰遙拝所や朱色が鮮やかな中門、御本殿、藤浪之屋を拝観いただけます。
(注)祭典・神事の都合により、当日拝観できない場合がありますので予めご了承ください。

　大　津　
●三井寺は天台寺門宗の総本山。近江八景「三井晩鐘」の鐘楼などに加え、多数の文化財を収蔵しています。滋賀でも有数の紅葉名所であり、参道を包み込む紅葉のトンネルや仁王門、金堂など風格を放つ堂塔と紅葉が見事に調和する風景などをご覧いただけます。
＜例年の紅葉の見頃／11月中旬～11月下旬＞

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※写真はすべてイメージです。