「ネイティブ・ジャパニーズ」というコンセプトのもとデザインされた車両は、山陰の海と空をイメージした紺碧の外装に、内装は色彩豊かな神話と古代の世界観を表現しました。地元の工芸技術が随所にあしらわれた車内から、山陰本線の美しい自然をお楽しみいただけます。日本のルーツや神話に想いを馳せながら、日本の奥深さをあらためて感じる列車の旅へ誘います。

山陰の名湯・三朝温泉に宿泊
世界屈指のラドン含有量を誇る三朝温泉。「三たび朝を迎えると元気になる」といわれており、新陳代謝促進や免疫力を高めるラジウム泉として知られています。温泉街はどこか懐かしい昔ながらの湯治場の雰囲気が漂い、心が癒やされます。宿泊の『依山楼岩崎』は、皇族や数多くの文人墨客に愛され続けてきた三朝ラジウム温泉が自慢の老舗旅館。回遊式大庭園露天風呂『山の湯』で趣の異なったバラエティ豊かなお湯をお楽しみいただけます。夕食は、【季節の和会席】をご堪能ください。

精巧で大迫力の砂像！「砂の美術館」
世界初の「砂」を素材にした彫刻作品を展示する美術館です。毎年、各国から砂像彫刻家を招き、世界最高レベルの砂像の展示を行っています。１６回目を迎える2025年のテーマは「砂で世界旅行・日本編」。2025年は大阪で「大阪・関西万博」が開催されることから世界から注目が集まる「日本」がテーマに選ばれました。富士山や京都など日本を象徴する景勝地をはじめ、寺社建築や浮世絵などの芸術文化、誰もが知る歴史の一場面などを砂像で表現します。

『知られぬ日本の面影』、『怪談』など多くの著作を通して日本の文化や伝承などを広く世界に紹介した「小泉八雲記念館」
館内では八雲の生涯や思考の特色をグラフィックや映像でわかりやすく紹介しています。遺愛品や初版本、直筆原稿などの展示のほか、「再話」コーナーでは八雲が再話した山陰地方の怪談を聞くことができます。2階にはライブラリーがあり、八雲の作品や関連書を多数揃えています。
●こだわりの昼食をご堪能ください。
1日目は鳥取県産黒毛和牛ステーキを。2日目は「日本料理 松江和らく」名物のかにせいろめし。地元で水揚げされた紅ズワイガニ。甘く柔らかなほぐし身はもちろん、かに味噌をふんだんに使ったせいろめしは絶品です。

※写真はすべてイメージです。