京文化の本当の素晴らしさを、四季を通してご紹介する日帰り旅です。

《 西陣魚新 》
1855年創業。西陣の中心に佇み、明治維新まで皇室や幕府に仕えた由緒ある料亭です。敷地内には藤原定家がお茶に使ったとされる井戸や室町時代の七松観で知られる松などがあり、歴史の長さを感じられます。
今回は季節限定の「鱧御膳」をご堪能ください。

《 梅宮大社 》
洛西の紫陽花の名所。四季折々の花に彩られる広大な敷地の池泉式回遊庭園「神苑」に、140種類1,300株の紫陽花が咲き誇ります。睡蓮の名所としても知られており、今回は睡蓮の花が開く午前に神苑へご案内します。初夏の花をお楽しみください。＜紫陽花の例年の見頃：6月上旬～7月上旬＞＜睡蓮の例年の見頃：5月下旬～8月中旬＞

《 北野天満宮 》
947年創建。全国に約1万2000社ある天神社・天満宮の総本社。平安時代に学者・政治家として活躍した菅原道真公を御祭神としています。道真公の誕生日にあたる6月25日に行われる御誕辰祭は「夏越（なごし）天神」といわれ、半年の厄を払い、残り半年の無病息災を願う「大茅の輪くぐり」を行います。楼門に掲げられた「大茅の輪」は、直径約5メートルで京都最大といわれています。

《 両足院【初夏の半夏生の庭園特別公開】》
建仁寺の塔頭寺院。通常非公開。初夏の半夏生の開花に合わせて特別公開が行われます。緑の葉がお化粧をしたように一部を残して白くなる半夏生が、まるで花のように美しく、池泉廻遊式庭園の池辺を彩ります。

《 亀屋良長 》
京菓子の名門と謳われ一時は江戸にまで知られた菓子司・亀屋良安から暖簾分けし、1803年に創業。初代は良質の水を求めて四条醒ヶ井の地を選び、現在の地に至ります。店先からこんこんと湧き出る名水・醒ヶ井の水を使用することで、小豆や餅米などの素材の香りが際立ち、 素直で洗練された味わいが現れます。創業以来の代表銘菓「烏羽玉」や季節の京菓子をお試しください。
※写真はすべてイメージです。