京文化の本当の素晴らしさを、四季を通してご紹介する日帰り旅です。

《 京料理　ちもと 》
1718年創業。四条大橋西詰、傍らに鴨川が流れ東山が望む好立地。南座から徒歩5分ほどです。京情緒を色濃く残した本格数寄屋造の空間で、季節限定の「雛御膳」をご堪能ください。由緒ある雛飾りとお道具をご覧いただきながら、お雛様にまつわるお話もお聞きいただきます。

《 隨心院【小野梅園 特別公開】》
991年創建、真言宗善通寺派の大本山。世界三大美人のひとりに数えられる平安時代の歌人、小野小町が余生を送った場所として知られており、境内には小町化粧井戸、文張地蔵、恋文を埋めた文塚などゆかりの史跡が残ります。
3月中旬から遅咲き梅「はねずの梅」で名高い梅園が公開され、約200本の白梅や紅梅などが園内を彩ります。＜はねずの梅／例年の見頃：3月中旬から3月下旬＞
また、はねず色と呼ばれる鮮やかな薄紅色を基調とした「極彩色梅匂小町絵図」を訪ねる参拝者が絶えず、小野小町の一生を描いた襖絵の華やかさに魅了されます。

《 京都御所 》
苑内には約1100本の桜があり、様々な種類の桜が順に花を咲かせるため見頃は約1カ月続きます。近衛邸跡のしだれ桜(通称「糸桜」)をはじめ、優美で気品のある美しい桜と出会えます。＜桜／例年の見頃：3月下旬から4月中旬＞

《 本満寺 》
1410年創建、日蓮宗本山。徳川吉宗の病気平癒を祈願したことにより、将軍家の祈願所になりました。樹齢90年といわれるしだれ桜は、円山公園の有名な「祇園しだれ桜」の姉妹樹。境内の庭を覆うように優雅に枝を広げて咲き誇る桜をご覧ください。

《 甘春堂 》
1865年創業の老舗京菓子店。古くから神社仏閣とのつながりも深く、豊国神社や旧六条御所などの伝統菓子御用達を務めてきました。6代目に至る今も変わらず、伝統を守りながら真心を込めたお菓子を作り続けています。

※写真はすべてイメージです。