長崎の世界文化遺産６カ所を見学！
　現地ガイドが案内！　
主要見学箇所では現地のガイドの詳しい説明＆解説付きでより深く歴史や文化を体感いただけます。
2015年に世界文化遺産登録された「明治日本の産業革命遺産」の構成資産である軍艦島や、2018年に世界文化遺産登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産である﨑津集落（﨑津教会）など、長崎・天草地方の世界文化遺産を計６カ所見学します！

国内最古の現存教会「大浦天主堂」（世界遺産※キリシタン）

幕末の開国にともなって造成された長崎居留地に在留外国人のために建設された中世ヨーロッパ建築を代表するゴシック調の教会で現存するものでは国内最古のものとなります。

日本近代化に多大な影響を与え、グラバーが暮らした「旧グラバー住宅」（世界遺産※明治）

長崎外国人居留地時代の面影残る異国情緒溢れるスポット「グラバー園」は、旧グラバー住宅や国指定重要文化財の旧リンガー住宅、旧オルト住宅をメインに市内に点在していた6つの明治期の洋館を移築し復元しています。特に旧グラバー住宅は現存する日本最古の木造洋風建築としても知られています。園内には居留地時代の面影を残す石畳や石段が歴史や文化の香りを一層引き立てています。

「日本近代化の遺構」となる人工の島「軍艦島（端島）」（世界遺産※明治）

小さな海底炭鉱の島は岩礁の周りを埋め立てて造られた人工の島です。岸壁が島全体を囲い、高層鉄筋コンクリートが立ち並ぶ外観が軍艦に似ていることから「軍艦島」と呼ばれるようになりました。最盛期の1960年には約5,300人もの人が住み、日本一の人口密度を誇っていましたが、1974年に閉山し、現在は無人島となりました。2009年から上陸可能となり、本ツアーでも当時の面影残る姿を間近でご覧いただきます。

キリシタン潜伏のきっかけとなった島原・天草一揆の主戦場「原城跡」（世界遺産※キリシタン）

約400年前の1637年から1638年にかけて起こった島原・天草一揆の舞台となった「原城跡」。全国的に禁教政策が進む中でのこの一揆は江戸幕府に大きな衝撃を与え、鎖国の確立、これに続く国内宣教師の不在という状況をもたらしました。これにより、キリシタンは「潜伏」し、自分たち自身でひそかに信仰を実践し、移住先を選択するという試みを行っていくこととなりました。

潜伏キリシタンが生活を営んだ集落「﨑津集落」(世界遺産※キリシタン)

禁教期において、仏教・神道・キリスト教が共存し、漁村特有の信仰形態を育んだ集落です。キリスト教布教の時代に﨑津は1569年イエズス会の修道士アルメイダによって布教が開始され、ほとんどの村人がキリスト教徒になったといわれています。集落内には潜伏キリシタンが日常的に祈りを唱えていたゴシック式の教会「﨑津教会」があります。

明治三大築港の一つ「三角西港」（世界遺産※明治）

明治三大築港の一つでオランダ人水理工師ムルドルの設計と日本人石工の技術が融合した湾岸都市として1887年に開港しました。現在は公園として整備されていますが、長さ756mの石積埠頭や浮き桟橋、排水路、移築・再建された建物などが貴重な文化財として保護され、当時の面影を伝えています。