世界文化遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」を見学！
1995年に世界文化遺産に登録された「白川郷・五箇山の合掌造り集落」と金沢・高岡の国宝を訪れます！
　現地ガイドが案内！　
主要見学箇所では現地のガイドの詳しい説明＆解説付きでより深く歴史や文化を体感いただけます。

日本の原風景 冬の「白川郷合掌造り集落」（※世界遺産）

1976年に重要伝統的建造物群保存地区として選定され、さらに1995年には五箇山とともに「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界文化遺産に登録されました。日本の原風景である農村文化・生活・暮らしを深く感じることができる「日本の故郷」のような場所です。

貴重な農村景観と文化を伝える「五箇山合掌造り集落」（※世界遺産）

五箇山地区には40の集落が点在していますが、そのうち相倉と菅沼の2つの集落が世界遺産に選ばれており、合掌造り家屋をはじめ伝統的な建物が数多く残り、今でもそこで人々の生活が営まれています。中でも相倉合掌造り集落には20棟もの合掌造り家屋が現存し、今も昔ながらの生活が息づいています。家屋の多くは江戸時代末期から明治時代に建てられたもので、最も古いものは17世紀にまで遡ると考えられています。

浄土真宗の一大拠点「雲龍山 勝興寺」（※国宝）

越中における浄土真宗の触頭で本山に準じる連枝寺院あるいは別院格の寺院として破格の規模と形式を誇る「勝興寺」は、「本堂」「大広間及び式台」の2棟が2022年12月に国宝に指定されました。1998年から23年間費やして大修理が行われ、「本堂」や「大広間及び式台」、「書院及び奥書院」等、12棟の建造物が復元修理され、江戸時代後期の姿が戻りました。

前田利長の菩提寺「高岡山 瑞龍寺」（※国宝）

高岡の開祖、加賀前田家2代目当主前田利長の菩提寺「高岡山 瑞龍寺」は、前田利長の菩提を弔うために3代当主前田利常により建立された壮大な伽藍配置様式の豪壮にして典雅な美しさに圧倒される、加賀藩百二十万石の力を如実に示す建造物です。山門・仏殿・法堂が国宝に、また総門・禅堂・大庫裏・大茶堂・回廊三棟が重要文化財として指定されており、江戸初期の禅宗寺院建築として高く評価されています。

日本三名園の一つ「兼六園」

加賀藩歴代藩主が歳月をかけて築いた広大な回遊式大名庭園「兼六園」。冬には「雪吊り」といったように歴史と自然が織りなす絶景を楽しむことができます。

加賀百万石前田家の居城「金沢城」

近世の平山城「金沢城」。1580年に柴田勝家がそれまで当地にあった金沢御堂を攻略し、佐久間盛政が初めて金沢城主となり城郭整備に着手しました。賤ケ岳の合戦後、前田利家が金沢城主となり、三代藩主利常による1631年の大火後の造営で現在の城の縄張りがほぼ定まり、約300年間にわたって百万余石を領した前田家歴代の居城として継続しました。