●海賊編
今回のツアーでは、芸予地域を中心に活動していた日本最大の海賊・村上水軍にまつわる城のうち、尾道市・因島と今治市・能島の2城をめぐります。因島村上氏の居城だった「青陰城（あおかげじょう）」、能島村上氏の居城だった「能島城（のしまじょう）」。戦国の時代にタイムスリップした気分で山城を歩いてみませんか？

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☆【青陰城】（尾道・因島）　※歩行時間/約2時間
標高275m、比高180m。海賊衆として知られ、当初、愛媛県大島に本拠を置き、戦国時代に能島・来島・因島の三島に分かれた村上氏。その一つ、因島村上氏の居城が青陰城です。頂上部は本郭と二の郭が通路状の郭で結ばれる連結式の郭配置となっていて、他にも郭や堀切が確認されている大規模な山城です。本丸からは瀬戸内海の島々が望めます。

☆【能島城】（今治・能島）　※歩行時間/約1時間
標高31m、比高31m。3島に分かれた村上氏のうち、能島村上氏の居城が能島城です。能島城は海城にあたり、島全体が城でした。周囲を囲む海の潮流は激しく、流れを知らなければ近寄ることもできない城でした。2016年には”日本最大の海賊の本拠地”として青陰城とともに日本遺産にも選ばれています。

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●専門の講師が同行！
2020年2月から21年12月まで中国新聞SELECT（セレクト）に山城のコラムを連載していた、枡田勲（ますだいさお）氏が講師として同行。このコラムが一冊の本になった『兵どもの夢の跡 中国新聞の山城を歩く』をもとにツアー設定、スポットで解説を聞きながら山城を歩くツアーです。

★山登りが初めての方でも安心！
初心者の方でも比較的登りやすく、歩きやすい山城を設定しています。また講師のほか、添乗員も各回に同行し、無理なく安心してご参加いただけます。
頂上まで山城を登るため、ハイキングシューズか靴底のしっかりした運動靴でご参加ください。