テーマある旅＜歴史×イベント＞
岡崎桜めぐりと家康行列・岡崎城下舟あそび

800本のソメイヨシノが咲き誇る「岡崎さくらまつり」
日本さくらの名所100選の一つである岡崎城公園とその周辺の乙川、伊賀川に咲く約800本のソメイヨシノ。満開の時期は一面の桜の花が咲き誇ります。岡崎城との和を感じるコラボレーションも見ものです。
◇岡崎城公園：園内いたるところに桜は咲いていますが特に三河武士のやかた家康館の北側では白壁と瓦とのコラボレーションをお楽しみいただけます。
　岡崎の春の風物詩「家康行列」　
家康が成し遂げた「天下泰平」への願いを込めて開催される岡崎の春の風物詩。江戸時代に本多忠勝を祀る映世神社の祭典として岡崎藩武士が隊列を組んで戦法を鍛錬した儀式が起源といわれています。家康公をはじめとする三河武士団や姫列など総勢700名が練り歩く姿は圧巻です。行進中は鉄砲隊と槍隊が演舞を披露します。
　岡崎城下舟あそび　
川の両岸に咲き誇る桜をお楽しみいただけます。舟に乗って川から桜をお楽しみいただけます。


●家康創建の立志開運の地「松應寺」
徳川家康が父松平広忠の菩提のために建立した寺。家康の父を供養する寺院として徳川幕府からの保護は非常に厚く、家康だけでなく秀忠、家光などの歴代将軍が参詣しました。境内では松應寺横丁といったアーケードをお楽しみいただけます。

●家康手植えとされるしだれ桜が楽しめる「高月院」
1367年寛立上人が「寂静寺」として建立し、その後1377年に親氏が本尊阿弥陀仏をはじめ、堂・塔の全てを寄進し、高月院になりました。現在の山門や本堂は1641年に徳川家光により建立されたものです。境内には松平家墓所があり親氏などの墓が並んでいます。また、徳川家康が手植えしたとされるしだれ桜もお楽しみいただけます。（※例年の見頃：3月下旬～4月上旬）

●織田信長が初めて築いた城「小牧山城」
織田信長が初めて築き、信長の死後、小牧・長久手の戦いの拠点にもなった小牧山城。その後は尾張藩の領地となり、一般の入山が禁止になりました。江戸時代に城の遺構を破壊されることがほとんどなかったため、家康の造った堀や土塁などの遺構が遺ります。春はソメイヨシノなどの約400本の桜が咲き誇ります。


※写真はイメージです。